つれづれなるままに

元々ものぐさのくせに書き出すと長くなってしまう癖があるので、めったに文章を書きません。
そんな私が一年発起して、HP開設当事にブログをはじめましたが、ひとつ書いては間があき、またひとつ書いては・・・。そんなわけで、とびとびでとっても古い記事ですがここに載せておきます。
たまには新しい記事をアップするかもしれません、乞うご期待?!

暑さ対策に保冷剤活用なんてどう?

2012/11/21 19:31 に nagasaka 長坂 明美 が投稿   [ 2012/11/21 20:25 に更新しました ]

いやもう、暑いですねえ。
6月から30度超えって、まったくもう、やってられませんっ!
あまりの暑さに夜はクーラーつけてしまいました。だって寝られないんですもん!
節電も大事だけど、明日の仕事も大事。
こんなんで、今年の夏の電力は間に合うのでしょうか・・・。かなり疑問。

さて、あんまり急に暑くなったのでパニックを起こして、ここ数日暑い暑い言いまっていたのですが。
昨日、整体研究会に参加して、はっと、身体のプロであるはずの私がこれではいかん、と気づき、反省しました。
が、暑いのって昔からとっても苦手。どうしたら・・・。

なんて思っていたら、今朝、父がいつも座っている椅子の近くに妙なものを発見。
梅酒をつけるビンの中に・・・保冷剤が・・・たくさん入ってる???
ああ、扇風機の前に・・・。
つまり、これは、扇風機の風を保冷剤で冷やそうと・・・ああ!
ひらめきました。
そうか、保冷剤ね・・・。

ケーキとか保冷の必要な食品を買うと、小さな保冷剤がついてきますよね。
捨てるのももったいないので、冷凍庫に大量に入ってます。
そっか、これを使えばいいんだと。
で、小さな保冷剤をタオルにつつんで首にまいてみました。
これはいい。

でも、ひとつ気をつけてくださいね。
首の後ろは冷やしてはいけません。
なので、首の前、鎖骨の辺りに保冷剤がいくようにしてみました。
涼しいです。

あとひとつ、冷やすのによいポイントが。
それはわきの下。
わきの下にタオルにつつんだ保冷剤をはさんでみます。
おお!これはいい。
汗がひいていきます~。

2階に上がったら、我が家の老猫(今年19歳になりました!)ぽん太が暑さでぐったりしてました。
いつも日中寝てる敷き布の下に小さな保冷剤をはさんでみました。
ぽん太のび~っと気持ちよさそうです。
老猫で心臓病、腎不全もあるぽん太。あまり冷やしすぎるのも心配です。
でも、これなら一部分だけだからよいかも!

もうひとつ、父のやっていたことをヒントに、試してみようと思っていることがあります。
ペットボトルに水入れて凍らして、窓際においてみる。
けっこう涼しそうだとおもいませんか?
さっそく2本、ペットボトルを凍らせ中です。

あ、ちなみにですが。
整体的には、リンパの流れをよくすると、汗が出やすくなって涼しくなるようです。
でも・・・。実は試してみたのですが、あんまり涼しくなりませんでしたw。
あと、胸郭をひろげると息が楽になって少し涼しいみたいですね。
こちらはちょっと効果があるかな。

しかししかし、直接冷やすのにはかないません。
でも首の後ろを直接冷やすのは厳禁ですよ~。
一時的に涼しくなった気がしても、それをずっとしてると、首ががちがちになって秋口に体調崩します。
なので、私のお客さんには、絶対首の後ろだけは冷やさないでね~とお願いしています。

それと、冷たいものを飲むと確かに冷えるのですが、冷えるのは主におなか・・・内臓です。
これも、続けると秋口から体調崩れますので、ほどほどに。
昨年の猛暑でシャーベット状に凍らした飲み物をがぶがぶ飲んで体調崩して、春から通ってきているお客さんがいらっしゃいますよ。
一度がちがちに内臓冷やしちゃうと温めるのがなかなかたいへんです。
おなかさわってみて、冷たいようなら、冷やしすぎですから、夏でも温かい飲み物を飲んでくださいね。
いくら暑くても、おなかは冷やしちゃだめですよ。     

2011.06.24 

春なので・・・頭痛とアレルギーと

2012/11/21 19:30 に nagasaka 長坂 明美 が投稿   [ 2012/11/21 20:24 に更新しました ]

春一番の大風が吹いたかと思うと、暖かくなってめっきり春めいて来ました。
それと同時にあちこちから悲鳴が聞こえてきました。
頭痛が・・・アレルギーが・・・。春ですねえ。
春は、整体的な視点からみると、身体のゆるむ季節です。
冬の寒さで緊張してかたくなっていた身体のあちこちがゆるんで排泄がはじまります。

そこで頭痛ですが。
この時期頭が痛いと嘆いている方はほぼ全員が普段から片頭痛もちの方々です。
普段から緊張しきっている頭が冬の間にますますかたくなり、それが今の時期になって急激にゆるんできて頭痛をひきおこしているのだと思います。
その場合対処法としては、2通りあります。
もう一度頭を引き締めるか、さらにもっとゆるめるか。
前者はまあ冗談なのですが、冗談ではすまないのが、ここで頭痛薬の多用などしてしまうと、一時的にはおさまっても、さらに頭が緊張することによって、結果的に頭痛は酷くなっていきます。
なので対処法としては、ゆるめる方法を強くおすすめします。

まず、首の後ろから後頭部にかけて絶対に冷やさないこと。むしろ積極的にあたためること。蒸しタオルなどを使うとよいでしょう。
頭が痛くなると、首や頭を冷やそうとする方がたまに?いるのですが、逆効果です。これも頭痛薬と同じで一時的には頭痛がおさまるような気がしますが、後でもっと酷い頭痛がきます。
そして、頭や顔のマッサージをしてみましょう。
耳をひっぱるのも効果的ですし、造顔マッサージをご存知の方はしてみるのもよいでしょう。目の疲れから頭痛がきている方は目の疲れをとるマッサージを。頭皮マッサージもとてもよいです。
とにかく、徹底的に首から上をほぐしましょう。
そうすると、酷い頭痛持ちの方の中には気分の悪くなってしまう方がいると思います。
気持ち悪くなったら、いっそのこと吐いてしまいましょう。
そして、その後はゆっくり寝る。ひたすら寝る。
軽い頭痛ならこれでおさまると思います。酷い頭痛の場合は何度か繰り返すことになります。
そうこうしているうちに頭がゆるんでしまえば自然に頭痛はおさまるはずです。

さて、次に。
春は身体がゆるむ季節なのですが、身体の代謝が悪く固まりすぎていると、うまくゆるむことができません。
そうすると、身体のあちこちで排泄がつかえて反応が起こります。花粉症などのアレルギーはそのため起こると整体では考えられています。
対処はやはり身体をゆるめることと、身体の排泄を促すことです。
具体的には、水分をたくさんとる(生水)、汗をかく、身体を動かす。
冬の間に縮こまっていた身体をうーーんと、のばしてみましょう。
熱いお風呂に入って汗をいっぱいかきましょう。半身浴、足湯もいいです。
おしっこのつかえがあるときは、身体の側面がかたくなっていることがあります。
身体をねじる運動をしてみましょう。

せっかくの春の陽気。気持ちよくすごせるとよいですねー。       

2011.02.28

夏こそ冷えに要注意!

2012/11/21 19:30 に nagasaka 長坂 明美 が投稿   [ 2012/11/21 20:24 に更新しました ]

夏ですね!暑いですね!
こんな時期は冷えたビールが一番!クーラーの効いた部屋できゅーっと一杯!
そんなあなた、ちょっと待ってください!あなたのからだ冷えきってはいませんか?

足が冷たくて夜眠れないという年配のお客様が時々来店されます。
そういう方はだいたい冬の一番寒い時期にいらっしゃるので、それから足もみの施術を一週間に一度定期的に続けていくと、効果がはっきり出てくる1ヶ月~2ヶ月先には、春になり暖かくなってくる。
そのころお客様に、最近足の冷えはどうですか?とお聞きすると、暖かくなってきたからだいぶいいよ、とおっしゃる。
ほんとうは気温のせいではなく足もみの効果が出てきたからだと、継続してお客様の足をみている私にはわかっているのですが、お客様の言葉を尊重して、ああ、そうですね、と返します。

そうこうするうち、夏になり暑くなってきます。
暑いので足の冷えはなさそうですが、なぜかこの時期、足が硬くなってくるお客様が多い。
内臓の反射区なども硬いので、どうやら、からだ全体が冷えているのでは?と判断できます。でも、ご本人には冷えているという感覚はないのです。
なぜだか身体の調子が悪い、だるい。
おしっこの出がなんとなく悪い、足をさわると冷たいなどと気づく方もいらっしゃいますが、ほとんどの方はよくわからない。
暑さのせいと思っています。

そこで、からだが冷えてますね、と施術をしながら、お客様に伝えるわけですが、たいがいの方は首をひねってこう言うわけです。
暑いのになんで冷えてるの?!と。
さて、なぜでしょう。それは現代社会がからだを冷やすのに便利になりすぎてしまったからです。

 暑いから汗をかく。その状態で冷房の効いた部屋に入る
  ↓
 汗が急激に冷えて体温を奪う。からだが冷える

 暑いから薄着をする。その状態で冷房の効いた部屋で作業する
  ↓
 肌の露出部分から徐々に体温が奪われ、からだが冷えていく

 暑いから、氷を入れた冷たい飲み物を飲む。たいがいは冷房の効いた部屋で
  ↓
 内臓が冷える。つまりはからだが内側から冷える

そのほか、寝るときに冷房をつけっぱなしで寝たり、熱いお風呂につからずにシャワーだけですませたり、冷えたビールを寝る前に飲んだり。
みなさんも、心当たりのひとつやふたつやみっつ、あるでしょう。

冬場は気をつけて、靴下を何枚も重ねてはいたり、暖かい飲み物を飲んだり、お風呂にゆっくりつかったりしてからだを暖めていた人も、夏場はどうしても気がゆるみます。
なんといっても、暑いですから!
そうして、夏の間に冷えきったからだで秋になり、冬に入ると、本格的に冷えを実感して、足が冷たくて眠れない日々になるのでしょう。
足もみの施術をしたあと足が暖かくなると夏場でも、あれ?実は冷えていたのかな?と、お客様は気づきます。
そこで気づいてもらえれば、それ以降はからだが冷えないようにちょっとは気をつけてくれます。
汗をかいたらこまめに拭く、冷房の効いている部屋では長袖を羽織る、冷たすぎる飲み物は飲まない、など。

夏にからだを冷やさないための簡単な方法のひとつとしておすすめがあります。
それは、首にタオルをまいておくこと。
タオルが汗を吸ってくれて、一番冷えやすい首の後ろが冷えすぎない効果があります。
ちょっと田舎のおじさんぽいのがたまにきずです。
冷えで悩む人が一人でも減るように、タオルまきファッション、流行ってくれないかなと思う、今日この頃です。

2010.08.24

猫に整体

2012/11/21 19:15 に nagasaka 長坂 明美 が投稿   [ 2012/11/21 20:24 に更新しました ]

最近は動物の世界でもマッサージが流行っているようです。
本も何冊も出ていますし、講習会なども開催されていて、飼い主さんの中には、愛犬、愛猫に本を片手にマッサージをしてあげている、という人も少なからずいるのではないでしょうか?
今回は、人間の健康についてではなくて、ペットの健康、動物の整体についてのお話です。

「マッサージ台のセイウチ」という本があります。副題が「グリエルモ先生の動物揉みほぐし診療記」といいます。
馬、イルカ、セイウチから、果てはサメまで揉みほぐしてしまった世界でも珍しい動物マッサージ療法士さんの診療記録が書かれています。
この本を紹介してくれたのは、友人の整体師ですが、彼女は、近所の野良猫や愛猫に整体を施すのを趣味にしています。
うそかほんとか、彼女が近所を散歩していると、野良猫たちがよってきて、揉んで~と身体を摺り寄せてくるんだとか。

さて、我が家には現在18歳になる老ねこがいるのですが、この子は先天的に腰の骨が一本足りません。
ねこにはよくある奇形らしいのですが、そのせいか、昔からなよんとしたおかしな座り方をするねこでありました。
件の整体師が我が家に遊びに、というか人間の整体をしにきたときのこと。
この子の尻尾が動いていない!という指摘を受けました。
たしかによくみると、尻尾がぴんとのびたまま、触っても動きません。
尻尾の体温も低いようで、このままでは壊死してしまうかもしれないといわれました。

この子の尻尾がいつからそうなっていたのかわかりませんが、後日、動物病院でレントゲンを撮ってもらったところ、腰骨が足りないせいで、骨が変形し、神経を圧迫している様子がはっきりと写っていました。
動物病院の先生には、これは治らないので、悪化させないように気をつけるしかありませんといわれました。
悪化させないように、といわれたところで、特にできることがあるわけではありません。
件の整体師から、簡単に背中から腰の整体と、尻尾のマッサージの仕方を教わったので、気が向いたときに、教わった方法プラスアルファで愛猫に整体を施しはじめました。
紹介された本も買って読みました。

そして、ある日のこと。
愛猫の尻尾が動いていました。触ってみると少し温かいような気がします。
こうなると俄然おもしろくなってきて、さらに様々な場所に整体を施していきました。
この子は元々心臓も悪く、身体全体が硬い感じで、ねこにしては柔軟性がない子でした。
私は幸い足もみやですので、触って硬い感じのところを、足もみと同じ要領で日々ほぐしていきました。
いつしか、ねこの身体全体がふにゃふにゃになっていき、心なしか呼吸も深くなり、ちょっと細くて筋肉が落ちていた足ががっちりし、そして、尻尾はふつうのねこと同じようにくねくねと動くようになっていました。
ちなみに動物病院で再度レントゲンを撮ってもらったところ、神経が圧迫されずにきれいに通っていることが確認できました。

猫も犬も年をとると身体が硬くなって節々が痛くなるのは人間と変わらないようです。
どうも最近うちの猫が、犬が、年をとってきたなあと感じたら、マッサージよりももう少し強めの「整体」をしてあげるといいかもしれません。
ちなみに我が家のねこはすっかり整体が病みつきになってしまい、ちょっと身体が硬くなってくると、朝から揉んでくれ~とうるさいのです。
私はすっかり我が家のねこ専属整体師です。

2010.07.19

足もみでダイエット?

2012/11/21 19:15 に nagasaka 長坂 明美 が投稿   [ 2012/11/21 20:23 に更新しました ]

今年の春は真冬のような寒さが続きましたが、6月に入って急激に暑くなって、真夏の陽気のようですね。
今回は夏近しということで、女性必読のダイエットの話題でいきましょう。

足もみに来られるお客様の中に、足首からふくらはぎがぱんぱんにかたくなっている方がよくいます。
そのような方は失礼ながら、からだ全体がふくよかな方が多いのですが、ご自分の足について、たいていこうおっしゃる。

「私、太ってるから足も太いの。やせないのよ!」

そういう方の足をもんでいきますと、あら不思議。
早ければその日のうちに。遅くても数回のうちには、みるみる足首がくびれて細くなっていきます。
足だけではありません。
お顔もほっそりと、二重あごがなくなり、首すじがきれいになり、背筋ものびて、お腹も心なしかへっこんで・・・。

「おやせになったんじゃありませんか?」
そう伺うと、確かに体重が少し減ったとのこと。ですが、
「体脂肪は減らないのよねぇ」

体脂肪は減らない。でも体重は減った。
では、いったいからだの中の何が減って、体重が減ったのでしょうか。
答えは水分。
太っていると思っていた、その何割かは、脂肪ではなく浮腫みだったわけです。

これ、女性だけにはかぎりません。
男性でもこういう方がいらっしゃいました。
やはり、見かけは痩せたんだけど体脂肪は変わらない・・・。
いえ、この方、体脂肪は元々低いのです。
ですが、見かけはなんだかずんぐりむっくりしてらして、太って大きく見えた。
8回の施術を終えたいまでは、最初に来られたときより全体的に小さくなったように見えます。

脂肪というのはあまり動かさない場所に多くつきますので、足首やふくらはぎにはつきにくい。
若い頃は足が細かったのに、年をとって足首やふくらはぎが太くなったと感じているあなた。
それは脂肪ではなくて浮腫みかもしれませんよ。

さて、体重は減ったけど体脂肪の減らなかったくだんの女性ですが。
最近、一念発起して定期的な運動をはじめたようです。
浮腫みがとれてちょっと身体が軽くなったら、次は脂肪の燃焼。
そして、ふだんの食事内容の見直し・・・かな。

2010.06.21

母の闘病-がんセンターへの転院

2012/11/21 19:14 に nagasaka 長坂 明美 が投稿   [ 2012/11/21 20:26 に更新しました ]

スキルス性胃がんに対する治療はまったくされないまま母の入院からすでに1ヶ月半が過ぎ、8月も終わりに近づいていました。

東京のがんセンターのセカンドオピニオンには母も一緒に連れて行ったため、患者も一緒なら診察をとのことであらためて受診をし、地元のがんセンターとほぼ同様の説明を受けました。
このころの母の状態はかなりよく、がんセンターの医師からはまだ末期ではなく、余命2ヶ月ということはないと思うと言われました。

私は母の入院先の病院に通って足もみを続けていました。
尿はかなりたくさん出ていて、腎不全もよくなっているのでは?と思いましたが、透析治療は継続されていました。

東京のがんセンターの診断結果で母も決意を新たにし、セカンドオピニオン翌日から地元のがんセンターで抗がん剤治療がはじまりました。
その翌日最初の病院を退院。透析治療は継続されました。

ところが、このわずか数日後のことです。
静岡から母のお見舞いに来ていた母の妹が母の透析に同行したおり、さすがに何かおかしいと思って、医師に今の母の状態を問いただしたところ、クレアチニンの値は1.29mg/dlまで下がっていると言われ、急遽透析が終了しました。
これには、家族全員あきれはてましたが、それでも病院では利尿剤(ラシックス錠を朝、昼1回5錠ずつ)を継続して服用するように処方され、母はそれを飲み続けました。
尿は多量に出ていたのですが。

その後、市内の病院から尿の量をはかるため、1日の尿をためるよう言われ病院にもって行きました。1日の尿の量は1900mlあったのですが、引き続き利尿剤を服用するように言われ、まじめな母は利尿剤を飲み続けました。
ひどい吐き気、のどが渇き、食べものは少量しか食べられず、水もあまり飲めない状態が続きました。
嘔吐は抗がん剤の副作用かと思っていましたが、それにしてもおかしいと私は思っていました。

透析終了から1週間後、夜に水状の下痢と嘔吐があり、体重も減少。
父はその翌朝、母をがんセンターに連れて行きました。
たまたま病室に空きがあり、母はまたもや緊急入院。電解質(カリウム、ナトリウムなど)の点滴を多量に投与されたところ吐き気はなくなり、食事も普通にとれるようになりました。
クレアチニン値は正常になり、がんセンターの医師の判断で利尿剤その他の薬もすべて中止。
その後1週間ほど入院しましたが、母はすっかり元気になって、がんセンターの食事を美味しい美味しいと毎食完食していました。

結局のところ、ここまで母の体調が悪かったのは、がんのせいでも、腎不全のせいでもなく、病院から処方された利尿剤により強制的に水分を身体から搾りとられた挙句の電解質の不足によるものだったのです。

それにしても、今考えても市内の病院のこの対応はひどいものです。
後日いろんな方に意見を聞きましたが、ラシックス錠を朝、昼1回5錠ずつというのは普通に考えても多すぎると言われました。
病院の言うことをすべてそのまま真に受ける怖さというのもこのとき思い知りました。
それに対して、このときのがんセンターの対応には感謝してもしつくせないものがあります。
このときの主治医はあくまでも市内の病院の先生でしたし、断られてもしかたない状態での入院でしたので。

もちろん、母ががんセンターに入院している間も私の足もみは継続していました。
足もみの勉強も仕事と母のお見舞いの合間を縫ってゆっくりと続けていました。
そして、この後クレアチニン値はあがることもなく、ただ、母の腕には透析のためのシャントのみが残されたのでした。
大学病院から宣告された余命2ヶ月をこえ、最初の入院からちょうど2ヶ月たった、9月のはじめのことです。

母の闘病-セカンドオピニオン

2012/11/21 19:12 に nagasaka 長坂 明美 が投稿   [ 2012/11/21 20:26 に更新しました ]

母が市内の病院に入院して数週間、がんの治療をまったくしてくれない病院の対応に業を煮やした私は、セカンドオピニオンを受けるよう、両親に強くすすめました。

そのころはまだセカンドオピニオンという言葉は今ほど一般的になっておらず、両親は、特に母は、そんなことをしたら今の病院の先生に悪いと言って抵抗しました。
しかし、そんなことが言っていられる状況ではありません。
私はインターネットや本でスキルス性の胃がんについて調べ、それが非常に悪性度の高いがんであることがわかってきていました。
そして、セカンドオピニオンも患者の当然の権利であり、ちゃんとした病院なら協力するはずだということも調べて、セカンドオピニオンを受け入れている病院のうち、胃がんの治療に長けている病院をいくつかピックアップしました。

そ のうちのひとつは静岡県立がんセンターでした。当時静岡県立がんセンターにいらした米村医師は現在でもスキルス胃がんと腹膜播種治療の第一人者です。その 情報をインターネットから得た私はその選択も両親に伝えました。両親の出身は静岡で親戚もたくさんいるので、それもよいのではと思ったのですが、遠すぎる ということで断念しました。

もうひとつは、東京にある統合医療の病院でした。
スキルス性胃がんについて調べていくにつれ、西洋医療のみの治療に疑問を持った私は、できれば西洋医学以外の治療の選択についても考えてほしいと思っていました。
そこでその病院のセカンドオピニオンを両親にすすめ、一度は予約もとったのですが、結局遠いこともあってあまり乗り気でなく予約はキャンセルしました。

まだ母は渋っていたものの、有名病院のセカンドオピニオンは待ち行列が長く、予約をとってもどちらにせよ1ヶ月近く待たされるということがわかったので、東京のがんセンターと地元のがんセンターのセカンドオピニオンの予約は押さえておきました。
地元は近いし、東京のがんセンターなら両親も納得するだろうと思ったからです。

そして、入院からちょうど1ヶ月たった8月のはじめ、最初に予約がとれた地元のがんセンターに父とセカンドオピニオンを受けに行ったのです。
そこでも大学病院と同様の所見で、すでに腹膜播種がみられるため手術はできないという判断でしたが、透析をしながらの抗がん剤治療もできないことはないと言われました。
少し希望が見えた気がしました。

次の週、今度は母も連れてがんセンターに説明を受けに行きました。
市内の病院ががんについてなんの治療もしてくれないことに不安になっていた母は、翌週からその病院で抗がん剤治療を受けることに同意しました。
ところがあろうことか、入院中の病院の医師に猛反対されたのです。どうせならもう一ヶ所のセカンドオピニオンも受けたらどうかと勧められました。
どうやら、抗がん剤治療を受けさせたくなかったようなのですが、なぜなのか理解に苦しみます。
その医師は母に対しては抗がん剤治療なんてやったら死にますよとまで言ったようです。
それに対し、母は、でも、このまま治療しなくても死ぬんでしょ?と言っていました。
それでも入院中の病院の先生をまだ信頼していた母の決意はそこで大きく揺らぎ、さらに2週間先に予約がとれていた東京のがんセンターのセカンドオピニオンを受けることにしました。
それまで、がんについては無治療・・・。
8月もおわりに近づいていました。

このころ私は、足もみの勉強を本格的にすることを決意し、足もみの先生のところに資格取得のため通いはじめました。
その合間に母の入院先に通って母の足もみは続けていました。

母の突然の入院

2012/11/21 19:08 に nagasaka 長坂 明美 が投稿   [ 2012/11/21 20:26 に更新しました ]

足もみにはじめて出会ってすぐの7月のはじめ、母が突然入院したと、父から連絡がありました。

しばらく前から調子が悪かったのに病院に行かず、しぶしぶ市内の病院に人間ドックを受けに行ったところ、クレアチニンの値が4.5mg/dl(正常値は0.5~1.2mg/dl)あり、急性の腎不全と診断され緊急入院したというのです。
母は健康なのが自慢で65歳まで病気らしい病気をしたことなく、風邪もほとんどひかない人でした。
その後、クレアチニンの値は9.0mg/dlまで上がり、危険な状態であるとの診断で透析治療がはじまりました。

入院から1週間後、人間ドックの結果が出て、胃のレントゲン結果に異常が見つかりました。
胃の形が変形していて、胸水、腹水もみられるとの所見です。
胃カメラをした結果、スキルス性の胃がんであるとの診断を受けました。

スキルス性の胃がんは、胃がんの中でも特別な進行をするたいへん悪性度の高いがんです。
がん細胞が胃壁の中で広がって粘膜の表面には現れないため、診断がついた時点ですでに他に転移していることが多いのです。(特に腹膜播種を起こしやすい)
アナウンサーの逸見さんの壮絶な闘病で有名になったがんでもあります。
ちなみに逸見さんの執刀医である前田外科病院の院長先生には私が若いころ盲腸にかかったときにお世話になりました。たいへん丁寧な手術をなさる方のようで、術後の傷口がとてもきれいで、どこを縫ったのか一見してわからないほどでした。

さて、母の場合まだ早期で手術が可能であるということで、県内の大学病院を紹介されました。
さらに腎機能が回復しないため、内シャント手術を病院からすすめられ、手術を受けることになりました。この手術、実は時期尚早だったのですが、この病院の先生を信頼しきっていた母は言われるがままに手術を受けてしまいました。
同じころ父が紹介状を持って大学病院に行ったところ、癌がすでに腹膜まで広がっているため手術はできない、腎機能が悪いため抗癌剤治療もできない、手のうちようがないといわれました。
そして余命2ヶ月と宣告されたのです。

そのころ、私はくだんの足もみやさんに週1回のペースで通いはじめていました。
母の入院と病状を父から聞いた私は足もみの先生にそのことを相談しました。
そして、先生に腎機能を回復するための重点反射区である腎臓と膀胱の押し方を習い、母の足をおそるおそる押しはじめたのです。
はじめは、効果があるのかどうかよくわかりませんでした。
しかし、1週間、2週間と押し続けるうちに、ほとんど出なかった尿が出るようになってきたのです。

しかし、それにもかかわらず、透析治療は継続されました。
そして、入院して1ヶ月、肝心のがんの治療はまったくされなかったのです。
7月もおわり、8月にはいろうとしていました。

中国足心道との出会い

2012/11/21 19:07 に nagasaka 長坂 明美 が投稿   [ 2012/11/21 20:25 に更新しました ]

それは、私がまだソフトウェア開発の会社に勤め、ばりばり仕事をしていたころの話です。
コンピュータ相手の仕事は目が疲れます。
肩こりは硬くなりすぎてこりのあることすら感じず、神経の使いすぎで偏頭痛は日常茶飯事、頭痛薬が手ばなせませんでした。

ある日、何かの用事で上司の席に行くと、椅子の上で足を組んで自分で自分の足をもんでいました。
なにをしてるんですかと聞いたら、最近毎週、足もみに通っているんだ、とのこと。
足もみ?
いままで、整骨院やカイロプラクティスのお世話になったことはありましたが、足もみは行ったことがありません。
それってどんなものなんですか?と思わず聞いたら、すごくよく効くんだよ、とのこと。
俄然興味がわきました。

さっそく紹介してもらって、自宅から車で1時間弱のところにある足もみやさんに行ってみました。
おそるおそるドアを開けると、物腰のやわらかな年配の男性が対応してくれました。
待合室のような一角に通されて、お茶をすすめられ、まずカルテに記入。
そのころの私の主な症状は肩こり、目の疲れ、頭痛。
男性はカルテを見ながら、このような症状は足をもむことですごく楽になりますよとおっしゃり、足の反射区の図表を指し示しながら丁寧に説明をしてくださいました。

この男性が後々中国足心道の療術資格の取得をさせていただく師範の先生でした。

次にマッサージチェアをすすめられ、足湯のお湯に入れるソルトは何がいいですか?と聞かれました。
そんなこといわれたってよくわからない。
普段からのどが弱いので、風邪の防止などによいというティートゥリーのソルトを入れてもらいました。
たしか、このとき足湯も初体験。

き、気持ちいいーーー。
マッサージチェアの心地よいもみほぐしとあいまって、すでに天にも上る気分。
極楽極楽♪

足湯の後は、ついたてでしきられた個室に案内されて、足もみ初体験です。
まずおどろいたのは、足の指にある目の反射区といわれたところをもまれたとたん、目の前がぱーーっと明るくなったこと!
なにしろ私は目が悪い。(いまでも悪いです)そして、このころは目も頭も極限に疲れていました。
それ以外はあんまり覚えてません。^^;
ふくらはぎの両側の反射区が痛かったような気がします。

終わった後、お茶を出されて飲んで、トイレに何度も行ったのを覚えています。
よっぽど老廃物がたまってたのかな。おしっこの臭いも強かった。
先生には反応がとてもよいと言われました。

そして、家に帰ったら・・・頭が痛くなりました!
でも私にとって、この感覚はなじみのものです。なにしろ、カイロプラクティスに通っていたころは、終わったらいつもこんな感じでしたから。むしろ、単に足をもんだだけなのに、この反応が出たのにおどろきました。
後で先生に言ったら、先生もおどろいていました。

いまとなってはよくわかります。
足もみではじめからそんなに強い反応を起こす人はめったにいません。
でも私はかなり強く反応が出ました。たぶん身体にあっていたんでしょう・・・。
これが、私の中国足心道の足もみとの出会いの第一歩でした。

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